セミリタイア

セミリタイアとは?早期退職やアーリーリタイアとの意味の違いは何?

セミリタイア看板

「早く仕事を辞めてセミリタイアしたい」

「30代、40代でセミリタイア生活をしています」

「セミリタイアのために貯金をしています」

最近になって『セミリタイア』と言う言葉をよく目にするようになりました。

定年退職前に仕事を辞めるって事は何となく分かりますが、正確にはどのような意味なのでしょうか?

セミリタイアという言葉以外にも、

  • 早期退職
  • 完全リタイア
  • アーリーリタイア

という言葉もあって、わけわからないですよね。

今回は、

  • セミリタイアなどの言葉の定義
  • セミリタイア後の生活
  • セミリタイア後の仕事

の3点についてお伝えしていきたいと思います。

セミリタイアは仕事が嫌で仕方ないあなたに幸せを運んでくれる手段となるかもしれません。

定年退職まで仕事を続けるしかないと思っているあなたも、仕事を辞めてセミリタイア生活という1つの選択肢をもつと今後の幅が広がるかもしれませんよ?

 

セミリタイア、早期退職、完全リタイア、アーリーリタイアの定義

 

まず『セミリタイア』という言葉は辞書には載っていません。

1990年に大泉巨泉さんが初めてセミリタイアという表現を使いました。

完全に芸能界を引退(リタイア)するのではなく、半分(セミ)芸能界と付き合いながら海外で悠々自適な生活を過ごされたそうです。

 

現在のセミリタイアの定義

セミリタイアという表現は今では定年退職前に貯金を貯めてから会社を辞め、時間的余裕を持ちながら仕事で収入も得ていくという意味合いで使われている場合が多いですね。

会社を辞めた後も余裕がある中で多少の収入を得ていくので貯金が大きく貯まっていなくてもセミリタイアする事が可能です。

 

完全リタイアの定義

セミリタイアに対して、『完全リタイア』とは、大きな貯金を貯めた後に会社を辞め、会社を辞めた後は仕事はせず貯金を切り崩しながら生活をしていくこと指します。

セミリタイアより大きな貯金額が必要となります。

 

早期退職の定義

『早期退職』とは、一般的に会社の『早期優遇退職制度』に申し込んで定年前に退職することを指しますね。

『希望退職』とも言います。

早期優遇退職とは会社の方で、

  • 常時慣行例的に行われるもの
  • 業績悪化のため臨時に行われるもの

の2つがあります。

早期優遇退職では、年齢や勤続年数の条件がありますが、早期優遇退職に申し込んで会社を辞めることで通常の勤続年数から算出される退職金にさらに『割増退職金』が加算されて受けとることが可能です。

一般的にはこの早期優遇退職で定年退職より少し早い50代、特に55歳あたりで仕事を辞める方が多いですね。

55歳で減給される前まで稼ぎ、割増退職金で大きな資金を得る事が出来るので、早期退職後も安定した生活を送りやすいです。

 

アーリーリタイアの定義

『アーリーリタイア』は早期退職と同じような意味ですが、会社の早期優遇退職制度の利用をせず(出来ず)、30代~50代で会社を辞める事を指して使用している場合が多いですね。

早期退職・アーリーリタイアで会社を辞めた後は、退職金(早期退職の場合は+割増退職金)と貯蓄を併せて全く仕事と離れる『完全リタイア』か、または余裕がある時に収入稼いでいく『セミリタイア』のどちらかの道に進んで行くこととなります。

セミリタイアの定義

『早期退職』『アーリーリタイア』『完全リタイア』『セミリタイア』の相関図のイメージとしては以上のようになりますね。

 

セミリタイアのポイントは時間的余裕と精神的余裕

ここまで、『早期退職』『アーリーリタイア』『完全リタイア』『セミリタイア』の定義について解説してきました。

  • 早期優遇退職に申し込んで会社を辞める早期優遇
  • 貯金を切り崩しながら生活する完全リタイア

この2つはとても分かりやすいですね。

その点、セミリタイアの定義は人によって曖昧な部分があります。

(アーリーリタイアも少し曖昧な部分がありますが…)

 

会社を辞めてどの程度まで働くのがセミリタイアと言えるのか?

そこには公式な物差しはありません。

セミリタイアなのかどうかは各々の価値観次第な所があります。

しかしセミリタイアでは

  • 時間的余裕
  • 精神的余裕

この2つを大切にしたいですね。

この2つがあってこそのセミリタイア生活です。

セミリタイア生活で働き過ぎで時間的・精神的余裕がなくなっては何のためにセミリタイアしたのか分からなくなってしまいます。

 

セミリタイア生活は2種類のタイプがある

時間的余裕

いざ、セミリタイア生活といっても大きく2つのパターンに分かれます。

  • 悠々自適な生活を送るためのセミリタイア生活
  • 仕事が嫌で会社を辞めての節約セミリタイア生活

同じセミリタイア生活でも相反するものがありますね。

前者の悠々自適な生活を送るためには多くの貯金が必要となります。

貯金があまり多くなくてもセミリタイア中に多めに収入を稼ぐという方法もありますが、多く稼ぐぶん時間的余裕は少なくなります。

時間的余裕が少なくなると悠々自適な生活とは言えませんね。

物価の安い海外で悠々自適なセミリタイア生活をする方もいます

 

後者の仕事が嫌で会社を辞めてセミリタイア生活に入った場合は、仕事をしなくてすむなら悠々自適とはほど遠い節約生活でも苦にしないで生活出来るでしょう。

セミリタイア貯金は少なめでもセミリタイアすることが可能です。

しかしセミリタイアで収入を稼ごうにもアルバイトには抵抗がある場合があります。

在宅ワークや浮浪収入などの稼ぐ手段を考えなくてはならないですね。

 

セミリタイアの2種類のタイプによる必要なセミリタイア資金については以下の記事で紹介していますのでご参照ください。

資金計算
セミリタイアの必要資金はいくら?二種類のタイプによって違いますポジティブ思考なのかネガティブ思考でのセミリタイアなのかで必要資金は変わってきます。自分のタイプを知り少しでも早くセミリタイアに入れるようにしましょう。...

 

セミリタイア後の収入を稼ぐ仕事

 

セミリタイア後の仕事というとどのような仕事があるでしょうか?

  • アルバイト
  • 投資による資産運用
  • クラウドソーシング
  • ブログ運営

などが挙がります。

アルバイトで稼ぐにしても週1日~2日程度、働いても3日ぐらいが理想ですね。

それ以上働かないといけないような状況だと時間的余裕が大分少なくなり、フルタイムで働いているのとあまり変わりません。

そのようにならないようにセミリタイア貯金を貯めてからセミリタイアに入る、もしくは投資で資産運用するのが良いですね。

投資なんてするとまともな収入がないのに資産が減ったら耐えられなそうです…

そこでおすすめなのがインデックス投資です。

 

セミリタイア後はインデックス投資での資産運用がおすすめ

インデックス投資を始めるならセミリタイアに入る前までに長期的に積立しましょう。

インデックス投資はリスクを分散して市場の平均程度の利回りを得られます。

長期的にインデックス投資で資産運用すればセミリタイア後の大きな助けとなるでしょう。

すぐさまに大きな資産を稼ぐ必要性はなく、将来のセミリタイア後の安定を得るためというのなら、インデックス投資はとても向いています。

 

もちろんインデックス投資をするにしてもリスクはあります。

しかし、セミリタイア資金のための資産運用で数十年~のプランで長期運用できるというメリットを活かすべきです。

生活防衛資金をしっかり確保して資産運用する事で暴落時にもパニック売りせずに耐えやすくなります。

インデックス投資における生活防衛資金の重要さについては以下の記事で解説しています。

余剰資金を貯めておく
生活防衛資金はいくら必要か?インデックス投資での場合を検証してみたインデックス投資をする場合、生活防衛資金を用意する事で長期積立を継続する事ができ、また大暴落時には耐える事が可能になります。セミリタイア者の場合は生活防衛資金が多めに必要になりますので注意です。...

個別株式などと違い、生活防衛資金を確保してのインデックス投資ならほったらかし投資が出来ます。

資産運用していてもインデックス投資の事をあまり考えず精神的余裕が出来るのも大きいですね。

他の投資法だとそればかり気になっちゃいますもんね

セミリタイア後はインデックス投資で時間的・精神的余裕を持ちましょう。

 

セミリタイア後はさまざまな働き方・収入の稼ぎ方があります。

せっかくセミリタイア生活に入るのですから、時間的余裕を持ちながら収入を確保する手段を得たいですね。

 

セミリタイアという選択肢をもって楽しい人生を

老後生活

セミリタイアという言葉の定義もだいぶ曖昧な部分があります。

しかしセミリタイアという言葉の定義云々ではなく、セミリタイアという仕事との向き合いかたもあるんだと言うことを選択肢の一つに入れておいて欲しいです。

もし仕事の環境が変わって大きくストレスがかかる状況になっても我慢して定年まで仕事を続けるよりも、セミリタイアという道を選んだほうが幸せになれるかもしれません。

実際にセミリタイアするかどうかはともかく、

「いざとなったらセミリタイアすれば良いんだ。」

という選択肢を持っていれば、精神的安らぎとなるでしょう。

そのためには今後のことを考えて今からでも貯金を少しづつ貯めていく事が大切ですね。

 

人生は一度きり、健康で日常生活を送れる健康寿命も男性なら平均72歳と決して長くありません。

健康寿命については以下の記事をご参照ください。

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健康寿命とは何か知っていますか?平均寿命との違いについて解説します日本は平均寿命の延伸にたいして健康寿命が追い付いていなく差が激しくなっています。自立した生活が出来なくなる不健康期間が長くなるという事で今後老後リスクが増してくるので健康寿命を延ばす取り組みをしていきましょう。...

 

自分が後悔しない人生を送るために最善な選択肢を選びたいですね。