セミリタイア

セミリタイアで50代からの悠々自適生活!必要な貯蓄額やポイントは

通勤ラッシュに疲れるサラリーマン

「仕事を早く辞めて悠々自適な生活を送りたいけど40代で仕事を辞めるのは先が長いため不安だし、周りの目も気になる。」

「50代で貯金に余裕が出てきてもお金を自由に使える時間がないと意味がないから定年より早く早期退職したい。」

そんな感じで定年退職前の50歳~55歳ぐらいで早期退職しようと考える人も多いと思います。

 

50代にもなると仕事の責任ばかり重くなるし、身体の方も不安があるし、残りの人生の事を考えると少しでも早く仕事を辞めた方が良いのかなと思いますよね。

 

50代となると退職金もある程度でますし、早期優遇退職制度により割増退職金も貰える場合があるので早期退職を考える人が増えます。

50代で早期退職なら周りの目も気にならないですよね

 

元気に過ごせる健康寿命も決して長くないし仕事を早く辞めるという判断も大切です。

65まで働くと、何とそのあと平均7年間しか自立した生活が出来ないんです。

健康でいられるうちに色々楽しみたいですよね。

健康寿命に関しては以下の記事をご参照ください。

健康寿命とは
健康寿命とは何か知っていますか?平均寿命との違いについて解説します日本は平均寿命の延伸にたいして健康寿命が追い付いていなく差が激しくなっています。自立した生活が出来なくなる不健康期間が長くなるという事で今後老後リスクが増してくるので健康寿命を延ばす取り組みをしていきましょう。...

 

そこで定年退職より前に早期退職をしたいですが、そのあと貯金を取り切り崩していくだけの完全リタイアではなく、ある程度収入も稼いでいくセミリタイアをおすすめします。

結論から言うと、50代でセミリタイア生活に入るなら少なめの資金でも悠々自適な生活を送る事が可能です。

 

今回の記事では50代でセミリタイアしても失敗せず悠々自適な生活を送れるように

  • 退職金に頼らないセミリタイア資金集め
  • 悠々自適なセミリタイア生活を送るために必要な資金
  • インデックス投資での資産運用で老後・インフレリスク対応

の3点にテーマを絞ってお伝えしていきます。

 

50代でセミリタイアするなら悠々自適な生活を目指す

 

早期退職後の生活スタイルとしては

  • 仕事を全くしない完全リタイア
  • 時間的・精神的余裕を持ちながらある程度の収入を稼いでいくセミリタイア

の2つに別れます。

 

完全リタイアでも

  • 豊富なセミリタイア資金

を持っているならお金を気にせずに自由に使えますし、

  • とにかく仕事が嫌で辞めることが最重要の人

なら少ない資金でも節約しながら悠々自適な生活を送ることが可能です。

タイプ別の早期退職後の悠々自適な生活の仕方・必要資金について、また悠々自適な生活とはどの様な生活なのかについて以下の記事で詳しく紹介しています。

早期退職後の悠々自適生活
早期退職後に悠々自適な生活を送るためには貯金がいくら必要か考察定年退職前に早期退職して悠々自適な生活って憧れですよね。あなたがどのような悠々自適な生活を求めているのかを分析し、老後のために必要な資金、完全リタイアが良いのかセミリタイアが良いのか解説します。...

 

しかし、なかなか豊富なセミリタイア資金を確保するのは難しいし、節約生活じゃ仕事を辞める意味がないという人が多いでしょう。

そこで50代で仕事を辞めて完全リタイアではなくセミリタイア生活をするなら悠々自適に過ごすことが可能です。

 

50代でセミリタイアすると、30代・40代でセミリタイアすることに比べたら

  • 貯金+退職金に余裕が出やすい
  • 厚生年金にも約30年ほどの長期間加入になるので、年金を老後の生活資金として計算しやすい
  • 仕事を辞めてから年金受給までの期間が短い

という3つのメリッがあります。

 

さらに仕事を辞めたあとも、完全リタイアではなくセミリタイアという生活スタイルを選ぶことである程度の収入を稼いでいきますから、毎月の生活費以外にも余裕を作れるようになり旅行や趣味にお金を使いやすくなります。

大学を卒業して50代まで約30年間もストレスに耐えながら働いた・働くのですから早期退職後は悠々自適な生活をしたいですよね。

 

セミリタイアに失敗しないためには退職金に頼らない

退職金の資金管理

50代でセミリタイアすると、30代・40代でセミリタイアする場合に比べて多めの退職金+早期優遇退職制度によって割増退職金が貰える場合があります。

早期優遇退職制度で退職すると会社都合となり、失業保険が330日支給されるのも大きいですよね。

今まで手にできなかったまとまった大きな金額が手元に入ってくるので、その資金があれば定年退職より前に仕事を辞めれるんじゃないかと考えますよね。

 

しかし、まとまって手に入った退職金に頼って仕事を辞めると、資金管理・キャッシュフローの管理ができずにお金を気づかぬうちに使いすぎてしまい老後破産となりかねません。

老後破産の回避
老後破産の原因とは?防ぐためにはどうすればいいか2つの方法を紹介退職金や年金に頼っていてはあなたの家庭にも老後破産の恐れがあります。老後破産の原因は貯蓄が出来ないことと生活レベルを落とせないことです。この2つの原因を解決する方法を徹底公開します。...

 

退職金をセミリタイア資金の一部として考えるのは悪くはありません。

しかしあくまで一部として考え、退職金に頼らずともセミリタイアできるだけの資金を自分自身の力で貯蓄することが重要です。

自分自身の力でセミリタイアできるだけの資金を貯めることができたのなら、しっかり資金管理をし、さらにそれを長期的に継続できたということです。

貯蓄できた実績があるなら、仕事を辞めたあとも引き続きキャッシュフローの管理を行い老後破産を防ぐこともできます。

 

  • 節約するところは節約する
  • 贅沢するところは小出しにせず贅沢する

そのようにしっかり資金や欲望のコントロール力をつけながらセミリタイア資金が貯められたら、さらにそこに退職金が合わさりますからまさに鬼に金棒ですね。

セミリタイアに失敗する確率が大分低くなります。

 

また独身の場合だと退職金を自由に使えるかもしれませんが、既婚者で50代で早期退職する場合は

  • マイホームローンの繰上返済
  • 子供の大学資金

などに退職金を充当しなければいけない場合があるので注意しなければなりません。

 

早期退職を失敗しないためにも、退職金に頼らないセミリタイア資金の蓄えがやはり重要ですね。

 

50歳からのセミリタイアで必要な資金額

 

さて、50代で早期退職してセミリタイア生活をするにはどの程度の資金が必要になるでしょうか?

まず悠々自適な生活をするためにはいくら必要かというと、年間生活費200万円は最低見積もっておきたいです。

毎月約17万円なので決して多い生活費ではありませんね。

 

しかし、仕事を辞めたあとならストレスで使用してしまうお金も減りますし、付き合いで使用するお金も減ります。

毎月17万円の生活費があれば、節約するところは節約しながら旅行や趣味などを楽しんでいくことも可能です。

月17万あればマイカーも持ちやすくなりますね。

 

ざっと毎月の生活費を見積もってみます。

家賃60,000円
食費30,000円
水道光熱費10,000円
携帯・固定回線代6,000円
自動車維持費(軽自動車)15,000円
娯楽費・雑費40,000円
税金・保険類9,000円

これで月17万円の生活費です。

これでも大分余裕がある生活ができますね。

セミリタイア生活での税金を抑えるコツは以下の記事で詳しく紹介しています。

セミリタイア生活での1人で仕事ができるおすすめのアルバイトも紹介していますので是非!

セミリタイア後のアルバイト生活
セミリタイア後におすすめのアルバイト3選!税金を抑えるコツも紹介セミリタイア後にアルバイトで収入を稼いでいく上でワンオペで働けるおすすめのアルバイト先3つを紹介します。また年間の給与収入をいくら以下に抑えたら税金を安くできるかも開設していきます。...

 

そこでセミリタイアならセミリタイア資金として年間生活費代を150万円。

アルバイトで週1~2日・毎月6~7万円を稼げば併せて年間222万~234万円ほどの生活費になります。

毎月18.5万~19.5万円ですね。

この生活費ならさらに贅沢しながらの悠々自適な生活が送れそうですね。

 

年間150万円の資金を確保しておけば良いとなると、50歳でセミリタイアし年金受給開始年齢を70歳からと想定すると20年間の資金が必要ですね。

150万 ×20年 = 3000万円

3000万円のセミリタイア資金があれば大丈夫ということになります。

 

この3000万円を仕事を辞めるまでに貯金で貯めておくことが理想です。

退職金は何か臨時支出が発生したときのための『生活防衛資金』として確保しておくと老後破産対策となるでしょう。

 

50代での早期退職は年金受給額を計算に入れやすい

 

早期退職後は厚生年金から国民年金に切り替えになります。

国民年金を満期納付(40年)するためには退職してから残り5年~10年のあいだ支払い続ける必要があります。

国民健康保険料は月16,340円、年間196,080円になります。(2018年時点)

結構痛い負担ですね

しかし、国民年金の全額免除ができるなら全額免除したほうがお得になる場合が多いです。

 

50代で退職後に国民年金を満額納付となる5年~10年間払い続けた場合と全額免除した場合を比較してみると、損益分岐点は90歳となります。(70歳年金受給開始になった場合)

90歳以上長生きすればするほど全額納付した場合の方がお得になりますね。

長生きリスクを取らないなら全額免除した方がお得です。

 

国民年金の全額免除の条件については以下の記事で紹介していますのでご参照ください。

老後生活を守る
セミリタイア後には国民年金を全額免除してインデックス投資がお得?セミリタイア後の国民年金の支払いは大きい負担です。しかし全額免除が可能なら全額免除した方がお得な計算になりました。浮いたお金で資産運用して安定した老後資産を得ましょう!...

 

厚生年金に約30年、その後は国民年金を全額免除した場合の年金受給額は130万~153万円程度になります。

それだけの年金受給額が受けられれば、それまでと同じような贅沢はできませんが、生活には困らないでしょう。

年金が受給できる年齢になると医療費の負担の方が不安になりますが、それも生活防衛資金として確保してある退職金で対応することができるから安心ですね。

医療費の自己負担額を抑える高額療養費制度もありますものね

高額療養費制度については『セミリタイア後に保険は不要?高額療養費制度を活用しましょう』をご参照ください。

 

50代でのセミリタイアは、30代・40代でセミリタイアする時とは違い年金だけでも生活に困らない受給額を受けられるのがメリットです。

 

早期退職に失敗しても50代だと再就職が難しい

再就職活動に疲れる50代

いざ早期退職してみたら

「定年退職より前に早期退職しての悠々自適な生活を夢見てたけど、実際に仕事を辞めてしばらくしたら自分が思っていた生活と違った」

となってしまうかもしれません。

そんなとき30代、もしくは40代前半なら頑張れば再就職先が見つかるかもしれませんが、50代となると再就職はとても難しくなります。

 

早期退職後に後悔しないためにも、

  • 早期退職後にどの程度の生活費が使えるのか
  • またその生活費でどの程度の生活・交遊ができるのか

ということをしっかり事前にシミュレーションすることが大切です。

 

また、お金は有限なのに対し時間は余りまくります。

お金を使った楽しみ方などは毎日続ける事は出来ませんから、時間があまりまくって退屈で仕事を辞めたことを後悔するというパターンが多いです。

余った時間をお金を使わなくても有効活用できるのかということも重要です。

 

そこで以下の記事でも紹介しているように、お金のかからない趣味を作る事が大切です。

特にブログ運営をする事はおすすめです。

楽しみながら人との関わりを作る事もできますし、うまくいけばブログ運営収入を月数万円ほど稼ぐ事も可能ですからね。

貧乏なセミリタイア生活
セミリタイア生活は最低限の生活費でも楽しむことができるか徹底検証セミリタイア後の生活費を最低限に設定すれば少ないセミリタイア資金でも30代・40代で仕事辞める事が可能です。最低限の生活費でもセミリタイア生活を楽しむ事ができるのかを検証していきます。...

 

お金を使わないと時間を潰す事も出来なくて退屈と感じてしまうタイプかも…

その様なタイプの方にも、完全リタイアとは違い、セミリタイアではほどよくアルバイトなどの仕事で時間を潰せるというのも大きいですね。

 

時間的余裕・精神的余裕を保ちながらアルバイトなどで働くことで、

  • 人との触れ合い
  • 退屈な日常にほどよい刺激・やりがい

ができて認知症・老化防止や、また収入が増え生活に余裕が出ます。

 

あり余る退屈な時間を働く時間で潰せてかつ収入を増やせるので、増やした収入でお金を使う趣味などで時間を潰せば好循環となりますね。

お金を使わないと時間を潰せなくどうしても退屈というのならアルバイトの日数・時間を増やすと言うのも手ですね。

 

ただ、働き過ぎてしまうとセミリタイア生活とはいえなくなってしまい、何のために仕事を辞めたのか分からなくなってしまいます。

  • 働き過ぎない
  • 退屈をほどよく凌げる

そのような丁度いいバランスを探して収入を稼いでいきましょう。

 

インデックス投資での資産運用で老後・インフレ対策

お金を資産運用する

50代で早期退職して完全リタイアではなくセミリタイア生活にすれば、それほど大きな資金を持たなくても悠々自適な生活が送れそうですね。

投資でリスクを取りたくないという人でも50代セミリタイアなら実現性が高そうです。

 

もし投資で資産運用してもっと生活に余裕を作りたいというのなら『インデックス投資』がおすすめです。

平均利回り5%が期待できるインデックスファンドで例えば3000万円を運用して毎月生活費を取り崩していとします。

そうすると毎月14万、年間で168万円の利益が得られます。(税引き前)

それを50歳~95歳までの45年間受け取り続けることができます。

3000万円の元本が資産運用で7600万円にもなってしまうんですね

 

アルバイトで働くのが厳しくなったあとも浮浪所得としてお金が継続して入ってくるのがとても助かりますよね。

何かあったときのための生活防衛資金も退職金で確保しているため、暴落時にも最低限の生活費の取り崩してすむというのも大きいです。

臨時支出をインデックスファンドの方から取り崩していたら資産運用のバランスが崩れてしまいますもんね。

 

それに貯金だけではインフレが起きたときのリスクに対応できません。

貯金しているだけじゃ資産がみるみる目減りしていってしまいます。

早期退職後のインフレの怖さ・対応策については『迫るインフレ!早期退職後の資産運用が必要な理由』をご参照ください。

そのようなインフレリスクに対応するためにもインデックス投資での資産運用はおすすめです。

インデックス投資をするなら貯金が貯まってから一括で投資するのではなく、お金を貯める段階から毎月積立を続けることで資産運用が効率化されます。

 

インデックス投資について、また始め方については以下の記事で詳しく解説しています。

インデックス投資で長期積立
インデックス投資の始め方は?投資初心者にも分かるように簡単に説明インデックス投資と言う言葉を良くきくけど、どういうものかも知らないし、どうやって始めて良いのか分からない。そんな投資初心者の方にも出来るだけ分かりやすく順番に説明していきます。長期運用で大きな平均利回りを得られるようにしましょう!...

 

仕事で悩む前に50歳からのセミリタイア生活を考える

 

今回は50代でセミリタイアし悠々自適な生活を送る事をテーマに考察してきました。

 

50代まで仕事を頑張ってセミリタイアするなら、ただ仕事を辞めることだけを重視するのではなく、悠々自適な生活を送ることも意識したいですね。

30代・40代でのセミリタイアではなく、50代でのセミリタイアならそれも可能です。

 

そのためにはまず自分の力でセミリタイア資金3000万円を貯める事ですね。

そうすれば資金管理してこれた実績から早期退職した後もキャッシュフローの管理をしっかりできますし、退職金を生活防衛資金として別においておけるのも大きいですね。

 

仕事の悩みから解放されるためにも少しでも早く仕事を辞めて楽しい残りの人生を過ごしていきましょう!

 

記事まとめ
  • 退職金とは別にセミリタイア資金3000万円があれば悠々自適な生活が可能。
  • 老後リスク・インフレリスクを考慮するならインデックス投資での資産運用も考えましょう。