インデックス投資

海外ETFはおすすめ?繰上償還の不安が無い事は最大のメリットです

株式チャート

 

前までなら低コストでインデックス投資したいならETFの買い付けをしておけば間違いありませんでした。

しかし最近では、0.1%~0.2%の低コストな信託報酬のインデックスファンドが増えてきています。

海外ETFの買付では以下のような手数料・手間が必要になってきます。

  1. 購入時手数料
  2. リアルタイム取引の成行注文
  3. ドル転の手間・手数料
  4. 分配金再投資の手間
  5. 外国税控除のための確定申告

一回にまとまった金額を買付できる、確定申告などの手間も手数料のためなら惜しまないというのでしたら、海外ETFは信託コストも超低コストなので、長期的な投資になればなるほど、コスト面ではインデックスファンドよりETFの方が有利になります。

また、もう一つ海外ETFの買い付けをする最大のメリットは、純資産総額が桁違いに多いETFが多いため

繰上償還の不安がない

これに尽きるんじゃないでしょうか?

私は、まとまった金額を投資出来ない、ほったらかし投資したいという部分が大きいので、eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)に積立投資をしています。

米国のS&P500に投資出来て信託報酬も0.16%という低コストな素晴らしいファンドです。

eMAXIS Slimシリーズは

業界最低水準の低コストを常に目指す

と宣言しており、コスト面では心配はなさそうですが、長期投資をしていく上での一番の心配が繰上償還です。

2018年現在は、米国株ブームとなっているため米国株ファンド系は純資産総額がみるみる増加しています。

しかし、これがリーマンショック以来の大暴落が来た場合どうなるか?

  • 投資はやはりギャンブルだと解約していく人達
  • 米国以外のカントリー、債券などが再評価されて、乗り換えていく人達

この様な状態になって米国株ブームが去るとファンドの純資産総額も減っていき、人を集める事が前提での低コストな分、繰上償還の恐れがあります。

暴落があっても愚直に積立・保持していく事で長期的にみれば大きな利回りが得られるというメリットがあるインデックスファンドも、暴落時に繰上償還になって資産半減した状態で資産が戻ってきたら目も当てられないですよね。

繰上償還の不安を無くしたいなら純資産総額の多い海外ETFの買い付けをするべきです。

今回は、繰上償還についてテーマにして考察していきます。

 

ETFについてと、「eMAXSI Slim 米国株式 S&P500」については、『インデックスとETFを比較!S&P500でのおすすめは?』で詳しく説明していますのでご参照ください。

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繰上償還の不安の無いおすすめの海外ETF

倒産

本場、米国のETFは純資産総額は桁違いです。

その様な所なら長期的な投資でも繰上償還の不安はないですね。

あとは暴落時に自分のメンタルが耐えられるかどうかです。

 

2018年8月現在、日本で米国株インデックスに投資できる人気のファンドは

  • 楽天全米株式 (VTI)
  • eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)

の二つでは無いでしょうか?

楽天VTIは新規設定から10か月で純資産総額160億円。

eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)は、新規設定からまだ一か月ですが既に10億円を超えています。

米国株式ブームもあって、二つのファンドとも素晴らしい純資産総額の増え方です。

ただ米国株バブルがはじけた時にどうなるかが予測できません。

 

そこで、この二つと同じインデックスに投資できる本場の米国ETFというとバンガードグループが運用するETFです。

  • 楽天VTI → バンガード・トータル・ストック・マーケットETF (VTI)
  • eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500) → バンガードS&P500 ETF  (VOO)

楽天VITは本場バンガード社のVTIのETFを100%買付け、eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)は100%現物運用を目指しています。

VTIVOO
設定日2001年2010年
信託報酬0.04%0.04%
純資産総額1,000億ドル950億ドル

本場VTIとVOOどちらも0.04%という低コストな信託報酬と、純資産総額も約1,000億ドルという桁違いなものになっています。

単位はドルなので注意です!

日本円に換算すると純資産総額約10兆円ですね。

桁違いというか、楽天VTIでも本場とは3桁違いますね。

本場のETFなら繰上償還の心配もしなくて良いし、安心して長期投資する事が出来ますね。

VTIとVOOが繰上償還になるような経済状況なら、どこに投資してても結局駄目でしょう。

外国の本場ETFに投資するメリットとして低コスト以外の面では

  • 長期投資しても繰上償還の心配がない
  • 流動性が高いため、いつでも自由に売買が出来る

以上の様な二つのメリットがあがります。

 

VOOとVTIどちらもおすすめの海外ETFです。

VOOは、主に米国の大・中企業500社で米国の時価総額の8割を抑えています。

VTIは米国のほぼ全部が投資先となります。

どちらか迷う所ですが、この二つが投資先に残った時点で、どちらを選んでも長期的に投資さえ出来れば大きな利回りが得られるでしょう。

 

S&P500に投資できる国内ETF1557は今どうなのか?

 

米国のステート・ストリートが運営するETF『SPY

バンガード社のVOOと同じくS&P500インデックスに投資出来ます。

そのSPYが東証に上場した『SPDR S&P 500 ETF Trust(1557)』という国内ETFがあります。

1557のポイントは

  • ドル転が不要
  • カブドットコム証券でなら買付手数料も無料
  • 信託報酬 0.09%
  • 流動性が低いため自由に売買できない

1557は出来高がとても少ないです。

出来高が少ないと、売りたい・買いたいと思ってもその価格で売買が難しくなります。

せっかくのリアルタイム売買が出来るっていうETFのメリットがないですね。

信託報酬0.09%という低コストで今までは利用していた方もいましたが、信託報酬0.16%のeMAXIS Slim米国株式 S&P500等の低コストなインデックスファンドが出てきた分、1557は中途半端なものになってしまっています。

流動性が今後さらに低くなり、繰上償還の心配もありますからね。

 

インデックス投資をこれからしていきたいなら

  • 手間はかかるが低コストで繰上償還の心配をしたくないなら海外ETF
  • 繰上償還の心配は残るが、ほったらかし投資をしたいなら国産インデックスファンド

以上の点を踏まえて、海外ETFか国産インデックスファンドを選ぶべきじゃないでしょうか?

長期投資するためにも投資始めるまでが一番大切です

頑固な意思

ETFの二重課税を取り戻すための確定申告、ドル転、購入時手数料、まとまった金額を投資出来ないなどの点から、私は繰上償還の不安はあるものの、eMAXIS Slim 米国株式 S&P500に積立投資をしています。

長期投資する上で出来るだけ手間は省いたほったからし投資の方が継続できると思っているのでそうしています。

私はほったらかし投資を重視していますが、長期投資する上で何を重視するかはアナタ次第です。

長期投資をするなら、一度始めたら他人の意見に左右されずに続けていく強い意思が必要です。

大きな暴落時が起きた時には

  • 米国株一本はやはりリスクが大きすぎた
  • 今なら高配当株狙いだ、インデックス投資は終わった
  • 債券やリートなどにも分散投資するべきだ
  • 投資なんてギャンブルをしていないで預金しておいた方が良い

様々な意見が流れると思います。

投資する人も減り、悲観的な意見が多くなると思います。

その様な時にこそ、流されないような意思を持つためにも、投資を始める前に様々な投資先を勉強して、これなら信じて長期投資できるという投資先を探すべきですね。

そのためにも、ほったからし投資が出来るインデックスファンドが良いのか、手間はかかるが低コストで繰上償還の不安もない海外ETFが良いのかも選択肢として是非考えてみてください。