セミリタイア

電動アシスト自転車での田舎のセミリタイア生活について考察してみた

電動アシスト自転車

一家に一台は欲しい自家用車。

しかし、田舎生活では一人一台

これが当たり前です。

駅にいけばすぐに電車に乗れて駅の周りにどんなお店でも揃っている都会とは違い、田舎では車が無いとどこにもいけないですからね。

駅なんて行っても一時間に一本程度しか電車は走っていないし、隣の駅に行っても駅の周りには何もありません。

まず、駅まで行くにしても車が必要になったりしますからね。

しかし、車って、保険・税金・駐車場代・ガス代・車検代などなど、維持だけでもお金が消えていくばかりです。

セミリタイア生活において車を持つかどうかでキャッシュフローのシミュレーションも大分変ってきます。

車を持たないセミリタイア生活を想定すれば早く仕事を退職する事が出来ますよね。

けど車が無いとどこにもいけないんじゃ・・・?

そこで選択肢として上がるのが

電動アシスト自転車』

です。

存在は知っていても乗った事が無い方も多いのではないでしょうか?

一度、電動アシスト自転車を体験すると、電動アシスト自転車によって田舎生活の可能性が広がるばかりです。

田舎の定義によりますが、時間的余裕のあるセミリタイア生活において電動アシスト自転車は車の代わりになりえます。

今回は電動アシスト自転車の可能性について考えていきましょう。

そもそも電動アシスト自転車と通常の自転車の違いって?

坂道を上る電動アシスト自転車

電動アシスト自転車がどういうものかというと、モーターでペダルを漕ぐ力をアシストしてくれる自転車の事ですね。

良く電動自転車とも言いますが、電動自転車とはペダルを漕がなくてもモーターのみで動く自転車の事を言うので注意です。

話が脱線しましたが、電動アシスト自転車は自転車の速度が10km/hになるまでがモーターによる最大のアシスト力が入り、その後、24km/hまでアシスト力が少しづつ減衰していきます。

速度が24km/h以降はアシストが無くなるため普通の自転車と同じですね。

むしろ、モーターがついていて重くなっている分、通常の自転車より24km/h以上の速度を維持するのが難しいです。

  • 「発進~10km/h」 最大アシスト
  • 「10km/h~24km/h」 徐々にアシスト力が減衰
  • 「24km/h~」 ノーアシスト

モーターによるアシストは以上の様になっています。

電動アシスト自転車の最大のメリットは発進時の漕ぎ始めの時と上り坂の二つです。

自転車は一度スピードに乗ってしまえば楽なので、速度が乗らない発進時と上り坂をアシストしてくれるのはとても助かります。

この電動アシスト自転車の二つのメリットが、電動アシスト自転車を導入するかどうかの判断材料になりますね。

さぁ、この電動アシスト自転車での田舎でのセミリタイア生活は可能なのでしょうか?

 

田舎でのセミリタイア生活の田舎の定義は?

 

今回、田舎でのセミリタイア生活について考察していますが、この『田舎』の定義を定めないと話が進まないですよね。

田舎って言われてどの程度の田舎を想像する人が多いんでしょうね。

  • 周りは山と川と田んぼだらけで、隣の家も数百メートル離れている
  • 近くのコンビニにいくにしても車で30分?まずコンビニ自体存在しない?
  • 窓を開けると虫やカエルの鳴き声しか聞こえてこない

今回はここまでの田舎は想定していません。

人口にしたら3万~10万ぐらいの市、市街地を想定してシミュレーションします。

私の実家がまさにその様な所です。

  • コンビニまでは自転車で5分ぐらい
  • 店・病院関係は車で15分~20分程の郊外、バイパス沿いに揃っている。
  • 小さいスーパー程度なら自転車で5~10分ぐらいの所にある
  • 駅の周りは何もなし、電車も一時間に一本
  • 遊びに出かけたいなら、車で30分~1時間以上

この様な環境です。

そんなんじゃ田舎とは言えないとクレームが来るかもしれませんが、映画館やデパート等遊ぶところは全く無く、スーパーやファミレスしか無いですからね。

しかし、ある程度最低限の物は揃っているし、土地も安いしでセミリタイア後の生活にはこれぐらいの田舎が丁度良いんじゃないでしょうか?

これぐらいの田舎でも、買い物に行くにしても、通勤するにしても車が必要なため、車は一人一台が標準となっております。

田舎なんで、大体どの家庭も車数台を置くぐらいの庭はありますから、高い駐車場代はかからないのが救いですね。

 

セミリタイア生活だからこそ電動アシスト自転車が向いています

大量の買い物する人

実際、車が標準の移動手段の中を電動アシスト自転車での生活ってどうなのでしょうか?

近くのスーパーへの買い出し、図書館、小さい内科に行く程度なら、自転車で事足りません。

自転車のが小回りが利く分、車より楽な部分もありますね。

ただ、近所のスーパーの買い出しは、自転車だと荷物が多くなった時が不便ですよね。

しかし、電動アシスト自転車なら籠に重たい物を入れた時、モーターのアシスト力が最大に発揮されます。

この様に買い物の時に電動アシスト自転車のありがたみを思い知らされますね。

有料オプションになりますが、後ろに大きなバスケットを付ければ、大抵の買い物はどうにかなります。

それでも自転車では運びづらい大量の品を買う時は、イオンやイトーヨーカドー等が運営しているネットスーパーを利用するという手もありますね。

一定額以上を購入すると送料も無料になるので、車の無いセミリタイア生活を送る予定でしたらネットスーパーは積極的に利用していきたい所です。

ネットスーパーって、自宅で冷蔵庫の中の在庫を確認しながらネットで注文できるから便利ですよね

 

自転車の何が疲れるって、やはり発進時など速度が乗っていないときなんですよね。

公道を走っていると、信号待ちやその他、一時停止しないといけない事も多く、その度一定の速度まで加速させるのに疲れてどんどん自転車を走らせる速度も落ちて行ってしまうんです。

その点、電動アシスト自転車なら10km/hまでは最大アシストしてくれるのでほとんど力が要りませんし、10~15km/hのある程度のアシストが入る速度で走っていれば、30分~1時間ぐらい自転車を漕いでもほとんど疲れずに、周りの景色を楽しめながら走れるぐらいですよ。

田舎でも市街地だとみんな車で移動するんで道がかなり混むんです。

その分信号も多いですからね。

その点、電動アシスト自転車でなら、信号の少ない道や最短の道を選んで目的にまでいけるため、車で15~20分程度かかる所でも、意外と早く目的地に着けるんです。

電動アシスト自転車が魅力的に見えてきませんか?

しかもそれでもサラリーマンなら、

「せっかくの休日の大切な時間を無駄な移動時間に割きたくない!」

という意見は良く分かります。

自分もそうでしたが、金より時間を大切にしたいため、その様な場合はやはり車が良いと思います。

しかし、今回想定するのは時間が余り余ってるセミリタイア生活者です。

  • 一日一回ゆっくり疲れるまで散歩
  • 電動アシスト自転車で風を感じながらゆったり買い物にいく

こんな生活良いと思いませんか?

サラリーマン生活をしていると移動の時間なんて無駄でしかなくて、早く目的地につきたい、早く家に帰りたいとなり、ストレスにしかなりません。

しかし、セミリタイア生活ならそういう時間も楽しむ事が出来るはずです。

私はプロフィールでも紹介していますが、若かりし頃ニートだった時期がありました。

その時は時間に焦るっていう事が無かったです。

その当時は電動アシスト自転車ではなく通常の自転車で移動していましたが、急ごうっていう気持ちは全くなくのんびり自転車を漕ぐことが出来ていました。

時間に追われない生活って素晴らしいですよ。

セミリタイア生活だからこそ、電動アシスト自転車で移動という選択肢が出てくるはずです。

 

電動アシスト自転車のコストは?自動車と比較してみる

自動車の維持費

電動アシスト自転車は一回のフル充電でどの程度走行できるかというと

  • 「強」30km前後
  • 「普通」 40km前後
  • 「エコモード」50km前後

メーカー、型番によって変わってきますが、概ねこの数値ぐらいです。

価格も8万円~12万円あたりの価格が多いですね。

本体価格はまだまだ高いです。

将来的にもっと安くなってくれたら良いですね。

 

電動アシスト自転車の耐久面はどうかというと、

  • 本体の寿命は8年~10年
  • バッテリーの交換時期は4~5年程度

電動アシスト自転車は本体に負荷が掛かる分、頑丈に作られています。

通常の自転車も寿命は10年程度と言われているので、電動アシスト自転車だからといって壊れやすいとか、長く乗れないということはありません。

長くのるためにもメンテナンスは重要ですけどね。

 

バッテリーは長く乗るなら一度は交換しないといけないでしょう。

バッテリーは2万~3万円前後と少し高めです。

バッテリーの交換時期に自転車本体が大分傷んでいるようなら本体の買い替えも考えた方が良いですね。

 

車の代わりに10年程使用できるなら、10万円前後の本体の出費も高くは無いのではないでしょうか?

10年使用する前提なら、本体・バッテリーの交換代・メンテ代で一か月1,200円程度で乗ることが可能です。

 

これが、車の場合だと一か月の維持費がどれくらいになるのでしょうか?

ソニー損保の「全国カーライフ実態調査」の結果を見てみます。

車維持費実態調査

(出典:ソニー損保より)

車の維持費は年々低下傾向ですが、2017年で車の一か月平均維持費が11,800円となっています。

これには、車両本体の価格は入っていませんので実際はもっとかかります。

やっぱ自動車って高いんですねぇ。車を持たない人が増えてきたのも分かります。

車は便利ですが高くつきますね。

自動車と電動アシスト自転車を10年ほど維持した場合について比較してみましょう。

  • 自動車両本体:80万円 + 維持費:142万円 = 222万円
  • 電動アシスト自転車本体:10万円 + 維持費:4.5万円 =14.5万円

自動車は中古で安い軽自動車を買ったと想定しました。

中古なので車検時に出費が増える事も考えられますし、セミリタイア後の年齢の事を考えると任意保険も高くなりますので、実際はもっとお金がかかる事が見込まれます。

圧倒的、電動アシスト自転車のコスパの良さですね。

自動車を持たず電動アシスト自転車でのセミリタイア生活を目指すことで、セミリタイア資金をかなり少なく見積もって早めに退職する事が出来る様になりますね。

 

安全・安定なセミリタイア生活を送るために

 

セミリタイアする土地・ご家庭の状況や趣味趣向により車が必要な場合もありますが、電動アシスト自転車という選択肢について考えてみるのも悪くはないんではないでしょうか?

電動アシスト自転車では不便な場合もありますが、電動アシスト自転車をメインにしながら、用途により循環バスやタクシーを上手く利用していけば良いです。

雨や雪の時は出かけないという事が出来るのもセミリタイア生活の強みです。

また自治体によりますが、高齢者には病院へのタクシーの助成金が出るケースや、運転免許証を自主返納すれば交通サービスの割引がある所もありますね。

その様な自治体のサービスも積極的に利用していきたいです。

これから高齢になっても車が無くても何とかなるようになっていきます。

高齢になると車の運転も危ないです。

三輪タイプの電動アシスト自転車もあるので、その様なタイプなら高齢になっても比較的安全に乗ることが出来ますよね。

電動アシスト自転車もこれからさらに進化していくでしょうし、もっと手に入れやすい価格になっているでしょう。

時間的・精神的余裕があるセミリタイア生活のメリットを活かして電動アシスト自転車はいかがでしょうか?